キトー(6409)、H21中間決算説明会による更新
IRSTREET経由にて決算説明会の動画が公開されていたので、これを踏まえてMc.N の投信都市: キトー(6409)、H21中間決算発表での情報を更新します。
決算の数値ほど事業は痛んでいない印象です。
- 幅広く製造業の設備投資に支えられている状況は変わらず
今期の8月まではほぼ想定通りの利益の伸びを示していたが、9月に入ってから急激に景気悪化が顕著になりだしたとの事。日本の場合、トヨタ自動車があんなことになり始めたので、それを支える中小企業の設備投資意欲がかなり落ちている印象とのこと。10~20万円単位の工具の落ち込みが大きく、1000万円を超えるような受注は堅調な伸びを示している。
日本だとトヨタがコケると製造業が皆コケる状況になりやすいのだが、他の造船やエネルギー関連事業では相変わらず引き合いは続いている。中長期での需要は落ちていない。 - 日本↓米国↑中国↓
日本はトヨタの影響で製造業全体の設備投資マインドが落ちている。
米国では予想に反して現地通貨ベースでは二桁の増益を達成しているが、為替の影響で若干マイナス。
中国は、オリンピックまでの引き合いはとても強かったのだが、9月からの景気悪化で急速に引き合いが落ち込んでいる。また、資材高騰の影響をモロに受けた地域でもある。ただし、先日の中国景気対策により設備投資マインドが若干上向いた感触があり、年末に行われる減税を睨んだ引き合いが強くなるかもしれないとの見通し。長期的に見れば、道路、電力などの設備投資には引き合いが必ずあるはず。 - 売掛金の減少は大型案件の回収が済んだから
- たな卸資産の増加は時期的なもの
毎年、年末に掛けてセールを強めているので、結果的に仕込み分が膨らんでいるとのこと。年末向かう段階で減っていく傾向にあるとのこと。 - 価格転嫁の実施
8月に値上げを行った。高いシェア(国内63.2%の売上シェア)を誇っているので値上げは受け入れられやすく、値上げによる引き合いの減少は今の所見られていないとの見解。資材費以上の値上げは行っていないようなので、現状維持のための値上げに近いかも。 - 韓国での展開
先日、子会社化を発表。韓国国内はもとより、韓国内で活躍するグローバル企業の新興国展開(ブラジル等)に大きく期待しているのこと。
まあ、置かれている状況は決して良くないけど、製造業としては悪くないんよ、という印象か。どの道、ここは長い付き合いを考えているんで今更どうこうしようという考えは殆どないんだけどね。
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